H29年度講演会実施報告

題目:明日をつくるIT技術者 — ITが拓くその先の世界へ —
講師:下房地 毅 氏(独立行政法人 情報処理推進機構(IPA) IT人材育成本部 イノベーション人材センター 調査役)
日時:2017年6月2日(金) 8:30-10:00
場所:愛媛大学教育学部 大講義室(松山市文京町3)
聴講:107名

 講演は,主に,これから情報分野のエンジニアを目指す学部生を対象として開催されました.専門教育を学び出して時間の浅い学生の多くは,情報分野にどのような職種があるのか,また,活躍場である産業界で,どのような業種や企業で,情報分野の専門家が活躍しているのかといった情報を持ち合わせていません.そのため,自身の将来像をイメージすることも困難です.
 講演では,まず,IPAが,大学生向けに作成したパンフレット資料を基に,IT分野の様々な業種や職種についての紹介が行われました.
 次いで,「IT人材白書2017」に示されている調査結果から,デジタルトランスフォーメーション時代のIT人材に求められている能力や,企業の人材獲得方法と育成に関する話題,また,日本と米国とのIT産業の現状比較の結果が照会されました.現職,技術者に対するアンケート結果の紹介も,学生に取っては,自身の将来を考える参考になったと思われます.
 最後に,IPAが取り組んでいる未踏事業やセキュリティ・キャンプ,情報処理技術者試験など,学生が参加できる事業,制度の紹介が行われました.
 講演後の質疑の時間では,学生から,大学院進学と学部で就職することの違いなど,複数の質問が行われました.また,講演終了後にも,複数の学生が講師に質問に来るなど,学生にとって,関心の高い,また,有意義な内容でした.
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